この記事では「100記事書くよりも10個のブログやサイトを作ろう」という提案の根拠、具体的な進め方について解説しています。
- とりあえず100記事を目標にしたが、方向性が正しいのか不安
- 量産するべきか?1サイトに注力するべきか悩んでいる
- 根性論よりもちゃんとした戦略を知りたい
このような疑問やお悩みをお持ちの方向けの記事です。
さいごまで読むと、どういう未来を目指して今日から何をすれば良いのか、ビジョンと具体的な行動が分かるようになります。
「とりあえず記事書け」「まずは100記事」は正しい?
「とりあえず記事書け」
ブログ初心者向けのアドバイスに多いです。
たしかに、記事がなければ何も始まりません。
間違ったアドバイスではないですが、どこか不親切な気もします。
記事を書いた分だけアクセスが見込めた時代ならまだしも、今は個人が戦えるキーワードは限られています。
トラフィックの量を重要視しているこの時代に、多少の戦略は教えるにしても「とりあえず記事を書け」では初心者は怒涛に迷うでしょう。
「まずは100記事」
昔から言われているアドバイスですね。
発言者によって意図していることが違うのでミスリードが起きやすいです。
- 記事がたくさんないとアクセスは伸びない。100記事書いたらpvが増えたよ~という経験談
- 1個目のブログは絶対失敗するから、まずは書くのに慣れろの意味を込めて「100記事書け
- 心配するよりも100記事書いたほうが良いよ
それぞれ正しいのですが、それで得るものはあったのか?と疑問が残ります。
もちろん、個別に対応しない限り、その人にピッタリのアドバイスはできないことは百も承知です。
これから私が書くことも、一個人の体験、意見ということなのでしょうが、出来る限り再現性の高いものにしたいと思います。
10サイト分のコンセプトを考えるメリット
まず、慣れるのが目的なら同じテーマで100記事書く必要はないと思うのです。
戦略を練りになった特化ブログを運営するなら良いのですが、「当時、何を書こうかな」「ネタがないな」と悩んでいるレベルの人がほとんど。
たしかに、同じテーマで100記事書くほうが、心理的ハードルも含めて書き慣れやすいかもしれません。
ただ、同じぐらいリスクもあります。
- 飽きる
- ネタ切れする
- ゴミ記事を量産する
そもそも「記事書きに慣れる」よりも「コンセプト作り」「リサーチ」「キーワード選定」に慣れるほうが先だと思っています。
ライティングスキルは良い企画の上になりたつものです。
良い企画を支えるのが「リサーチ」と「キーワード選定」、その下にライティングスキルがあると私は考えています。
賛否両論あると思いますが、最悪「記事は外注」できます。
でも企画はそうはいきません。
仮に1年間で100記事書いたとします。
1ブログで記事を書きつづけて100記事目指しても、コンセプト作りは1回しか体験していません。
1年かけて、ブログの記事書きに慣れるだけで良いはずがありません。
1ヶ月に1サイト作る
私なら「1日1記事」ではなく「1ヶ月に1サイト」という課題にチャレンジしてもらいます。
年間で10サイト作れば、相当な企画力とリサーチ、キーワード選定能力が身につきます。
この間も記事を書くわけですから、ワードプレスの操作や記事書きには当然慣れるでしょう。
テーマも、同じものばかりではなく分散させます。
もちろん1テーマで2サイトあっても良いと思います。
個人がネットで戦い続けるには、できるだけ競争をさけることが重要です。
別にライバルが全くいない場所で戦えと言っているわけではありません。
競争がない所でいくらがんばっても稼げませんから。
できるだけ競争をさけるにはジャンル選びとキーワード選定、商品選び、競合の強さを見極める力が必要です。
これらの能力は一朝一夕では身につきません。
ただ、これらをいつかは身につけるんだと意識して日々取り組まない限り、一生身につきません。
以上の理由により、「とりあえず記事を書け」「まずは100記事」ではなく「とりあえず10サイト作れ」「まずは10のコンセプト」と言いたいです。
競争がゆるい場所で戦うことを目指すので1サイト100記事もいりません。
20~30記事前後で戦える場所を目安にすると良いです。
ただ、初心者の場合、いきなり当たりのサイトは作れないでしょう。
何個もサイトを作り、ジャンルやキーワード、商品や競合を見極めるための経験を積む10サイト、1年間と考えてください。
- 何も考えずに、根性で100記事を書いた1年間
- コンセプトを10個作り、PDCAを回し続けた1年間
どちらが実りある1年なのか、その判断はあなたにお任せします。
ブログやサイトのコンセプト作りについては、過去に書いているのでそっちを読んでください。
