アドセンス合格者の共通点を解説します。
2021年後半からアドセンス審査が厳しくなりました。
以前はSNSでよく見かけた「アドセンスに一発合格しました!」は減少、「アドセンス○回目不合格」などの書き込みが増加。
AdSense8回目不合格??
毎回、合格だと思ってるのになー??
何かが足りないと…言うコトです
PVはゼロではないし
ボチボチ楽しんでいきます♪
そのうち合格できるでしょ??— おみすけ@二十歳から父親/ブログ (@peppy_omisuke) December 15, 2021
アドセンス不合格7回目??
2桁いきそうな勢い??けどね、最近SEO対策の勉強してて不合格の原因分かってきた????
まだ頑張れるから大丈夫??????きっとこの不合格も無駄じゃないし、悔しい思いも無駄じゃない????
フレー!フレー!私!?????リプ限定ごめんなさい???♀???
ブログ記事読めないです???♀???— レイ??完璧やめたママブロガー (@mama100rei) December 11, 2021
アドセンスまた不合格だったー??
あんまり増やしたくないけど
記事を少し増やしてみようか??— 96chan 3児の父 2級整備士 ブログ歴4ヶ月 (@PC55292137) December 13, 2021
2回目のアドセンス不合格…。
悲しいけど、また改善してチャレンジします??#ブログ初心者 #ブログ初心者と繋がりたい #アドセンス pic.twitter.com/ZqA0YEgKV3— しずくくん (@S_hizukukun) December 13, 2021
このように、アドセンス審査に合格できずに悩んでおられる人が多いです。
頑張って育てたブログですから収益化したいですよね。
とはいえ、ネット上にはアドセンス合格について古い情報が掲載されています。
本記事は2021年後半以降の審査基準をふまえた情報になります。
さいごまで読むと、どのようなブログを作ればアドセンスに合格できるかが分かるようになります。
アドセンスに合格するブログの特徴
2021年後半にアドセンスに合格したブログ(サイト)の特徴は2つです。
- 絶対的に必要な要素を満たしている
- ブログの価値(全体像)が一発で分かる
前者は「必須コンテンツの設置」「規約遵守」など、客観的に判断できる基準、機械で簡単に判断処理できる部分を指します。
この部分は2021年以前からの必須事項です。
もちろん審査基準は非公開ですので、これまでの合格者の情報(自分の経験もふまえて)から判断するしかありません。
後者の「ブログの価値が一発で分かること」は、2021年後半から審査に占める比重が強くなったと感じています。
その理由は、過去アドセンスに合格してきた「絶対的に必要な要素」を満たしても合格できないケースが増えたからです。
そこで再審査から合格したブログの共通点を探ると「ブログの価値(全体像)が一発で分かること」が重要視されていると気づきました。
絶対的に必要な要素
【必須】プライバシーポリシーの設置
プライバシーポリシーとは、あなたがブログ内で個人情報を取得するさいの利用目的、管理方法をまとめた文書です。
「いやいや。ただブログ書くだけなら必要ないでしょ」とはなりません。
例えば、アクセス解析を設置するだけでも個人情報を収集することになります。
お問い合わせフォームを作れば、そこから個人情報が集まることになります。
個人情報の扱いに関してGoogleはシビアです。
なぜならGoogle自身が、個人情報の扱いに関して厳しく言われる立場だからです。
「Googleアドセンス」「Googleアナリティクス」「お問い合わせフォーム」「Amazonアソシエイト」を利用される方は設置しましょう。
Google AdSenseヘルプに、プライバシーポリシーの設置義務と具体的に盛り込むべき内容について記載されています。
サイトのプライバシー ポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
- ・Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- ・Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ・ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)
問い合わせ窓口の設置
問い合わせ窓口の有無は、ブログ管理者がコンテンツに責任を持っているかどうかを判断する指標の一つです。
あなたのブログの情報が事実とは異なってる場合、問い合わせから修正依頼が入る場合があります。
もし窓口がなければ、最悪訴訟問題になる可能性もあります。
ワードプレスでブログを運営しているのであれば、「Contact Form 7」というプラグインで簡単にお問い合わせフォームを作成できます。
ユーザーの悩みを解決する記事
あなたの日常を綴った日記ではなく、検索ユーザーの悩みを解決する記事である必要があります。
もちろんブログの書き方は人それぞれ、自由です。
しかし、ブログにアドセンス広告を貼るならビジネスとして考えないといけません。
ネタが同じでも、自分目線でまとめれば日記で、読み手目線でまとめれば悩み解決記事になります。
自分の体験を丸々話せば相手に役立つとは限りません。
大事なのは、読み手の状況合わせて必要な情報を選んで分かりやすく加工して伝えることです。
自分が話したいことをただ書くのは自己満記事。
アドセンス審査に合格している人は「なぜユーザーがこのキーワードを検索窓に打ち込んだのか」をきちんと考えて記事を書いています。
なのでキーワードの表面的な意味だけでなく、検索ユーザーが言葉に出来なかった部分も含めて必要な情報を提供しています。
コンテンツポリシー遵守
Googleアドセンスが禁止しているコンテンツは以下の通りです。
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害に関わるコンテンツ
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 動物への残虐行為
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 露骨な性的コンテンツ
- 報酬を伴う性的行為
- 国際結婚の斡旋
- ファミリー コンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待と性的搾取
これらのコンテンツがブログにあるとアドセンス審査には合格できません。
「家族みんなで見られるコンテンツなのか」が重要視されます。
ただ、自分ではコンテンツポリシー違反しないないと思っていたのに「違反」と判断されることもあります。
まずはコンテンツポリシーをしっかり読み込んでおきましょう。
他のブログもやっているから自分も大丈夫だと勝手に判断してはいけません。
たまたまGoogleアドセンスに見つかっていないだけかもしれません。
他人ではなくコンテンツポリシーを基準にしましょう。
・関連資料
ブログの価値(全体像)が一発で分かる
アドセンスの審査は機械と人間の両方が入っていると言われています。
ここで重要なのは「人間による審査」です。
もしあなたが審査員だとしたら、どんなブログを合格にするでしょうか?
そもそも、どんな状況で審査しているかです。
時間はたっぷりあるのでしょうか?
どの仕事にも必ず制限時間が存在します。
おそらくアドセンスの審査もそうでしょう。
となると、ブログの価値(全体像)を一瞬で伝えることが、合格に必要な要素だと分かりますね。
ファーストビューで合否は決まる!
審査員が全ての記事を読むとは考えられません。(時間がいくらあっても足りません)
おそらくフロントページ(TOPページ)、あとは見るにしても数ページでしょう。
ワードプレスの場合は固定ページでTOPページを作りフロントページに固定する方が多いです。
いかにファーストビューでブログの価値、全体像を伝えられるかが重要です。
フロントページを開いた時にスクロールしないで見える範囲、ブログタイトル、説明文、ヘッダー、画像に力を入れましょう。
あなたのブログにかける想いや価値を熱く2000文字以上の長文で語ったとしても、読んでくれるとは限りません。
よろしいでしょうか?
「記事を読んでくれる」は甘えです。文章が読まれなくても伝わる工夫が必要です!
デフォルトの記事一覧を表示させる形式でアドセンスに合格されている方もいます。
一覧で表示させる場合は記事タイトルやアイキャッチでいかに審査員にブログの全体像をイメージさせられるかがカギです。
ブログのユニーク性が見られている
ブログはユーザーに価値を与えるユニークなものでなければいけません。
どこにでもあるようなブログで良いなら、既存のブログだけで良いのです。
ユニークであることが前提で、その価値をいかに短時間で審査員に伝えられるかがポイントになるのです。
「ブログの記事を全部読んでもられば分かります」では、アドセンス審査には合格できません。
そもそもブログにユニーク性がないなら、コンセプト作りから始めましょう。
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審査合格後にやることは以下のリンク先ページにまとめてあります。手順を確認したい方はチエックしてみてください。
>>アドセンス合格後にやること。広告の貼り方から支払いまでの流れ