この記事では「ブログを継続するコツ」を解説します。
考え方をちょっと変えるだけで、ブログを書くのが楽しくなります。
人間は嫌いなことが続きませんが、楽しいことなら続けられます。
このページでは、継続のコツを知りたい人向けに、ブログ運営を10年以上サポート、自身も現役で作り続けている経験をふまえてお話をさせていただきます。
さいごまで読むと、ブログを習慣化するために必要な思考と行動が分かるようになります。
ブログを継続するコツ(7つ)
目標を決める
ブログを継続するコツ1つ目は「目標を決める」です。
注意点は「金額やPV」を目標にしないこと。
少なくとも「継続のコツ」を探している人は成果を目標にするのはオススメしません。
理由は「自分の実力にあった目標値を決められる人は少ない」「そう簡単にPVも収益も増えない」からです。
毎日の成長を楽しむ
PVや金額など自分では操作出来ない外的な要因ではく、日々の変化(内なる成長)に目を向けましょう。
・検索意図の判断が早く出来るようになった(20分⇒10分)
・タイトルの付け方がうまくなった。
成長を実感できるから楽しいしモチベーションを維持できるのです。
毎日ひとつだけ、昨日の自分よりも強くなったものをメモしましょう!
成長しても目標を上げない
人間は成長を実感すると目標を上げたくなります。
10分で出来ることなら、次は5分でやるみたいな感じです。
たしかに少しずつ負荷を強くするほうが短期決戦では効果が大きいと思います。
しかし、ブログは半年では終わらない長期戦。
継続の観点から無理にハードルは上げない(むしろ下げる)ことが重要です。
ブログに使う時間を確保する
ブログを継続するコツ2つ目は「ブログに使う時間を確保する」です。
仕事や家事、育児など現代人は忙しいです。
「空いた時間にブログを書こう」とすんなり実行できる人はいません。
学校の時間割のように、事前に作業予定をスケジュールに組み込む必要があります。
ただ、多くの人がブログを書くためのまとまった時間がとれないと悩むと思います。
そもそも、自分が1記事書くのにどのぐらいの時間が必要なのかを知らない人も多いです。
ブログ作業を分解する
ブログに使う時間を確保するために、あなたが最初にやるべきことは作業の分解です。
まずは1記事書くために、何をしなければならないかを考えてみましょう。
- 記事ネタ(テーマ)を決める
- 上位表示をねらうキーワードを決める(検索結果の調査)
- ライバルの調査
- ブログのタイトルと見出しを考える
- 本文の下書きを作る
- ワードプレスに投稿する
作業時間を計測する
ブログ作業の分解が終わったら、それぞれに必要な時間を計測します。
ポイントは「それぞれ」と「計測」です。
作業時間はまとめて「◯時間」ではなく、それぞれの作業にどのぐらい時間が必要かを計測します。
「ブログのために、まとめて◯時間を確保する」はハードルが高いです。
それよりも、朝はここまで、昼休むにここまで、夜はここまでと細切れに作業スケジュールを組んだほうが実践しやすいです。
「計測」としたのは、無理をしないためです。
テキトーに「この作業は◯◯分」と決めてしまうと、だいたい時間が足りなくなります。
人間は自分の能力を過大評価するところがあるので、テキトーに目標タイムを決めるのはNGです。
何回か時間を測って平均タイムを目標にしましょう。
記事のテンプレ(雛形)を使う
ブログを継続するコツ3つ目は「記事のテンプレ(雛形)を使う」です。
毎回ネタにあわせて記事の書き方を変えるのは非効率です。
多くのブログ運営者が、テンプレ(雛形)を決めて記事を書いています。
話の展開パターンが決まっていれば、毎回中身を変えるだけなので記事書きがスムーズになります。
「起承転結」はブログに向かない
国語で「起承転結」と習ったことがあると思います。
これもテンプレの一つです。
検索ユーザーはせっかちなので結論ありきの文章でないと離脱されます。
なのでブログのテンプレとしては向いてません。
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結論
理由1⇒体験談や根拠(エビデンス)
理由2⇒体験談や根拠(エビデンス)
理由3⇒体験談や根拠(エビデンス)
再び結論
—————————————-
と私は書くようにしています。
テンプレ(雛形)があるメリットは、穴埋めする感覚で文章を作れることです。
真っ白な用紙にゼロから文章を書こうと思うと、精神的にハードルが高くなります。
テンプレートを使って記事書きのハードルを下げましょう。
記事の構成やテンプレート(雛形)については以下のリンク先ページを参考にしてください。
「書いても意味がない」と思う人へ
テンプレートがあっても、書くことが決まらない人もいるでしょう。
新しいことでない限り、ほとんどのことがすでに記事にされていると思います。
こんなに情報があるのだから、「今自分が書く意味があるのか?」と悩むかもしれません。
結論からいえば、あなたの視点で語れるなら記事は書くべきです。
ライバルサイトが文章だけで説明しているなら、図解も付ければ存在価値は高くなります。
3ヶ月間、毎日記事を書く
ブログを継続するコツ4つ目は「3ヶ月間、毎日記事を書く」です。
ブログに限らず、どんなことにも「慣れ」が必要です。
はじめは大変だと思っていたことも続けるうちに慣れてきます。
「慣れ」は行動の継続からしか生まれません。
まずは3ヶ月間、毎日ブログを書きましょう。
1日1記事ペースで更新できなくてもokです。
大事なことは、決めた時間にパソコンのスイッチを入れて記事を書く状態を習慣化させることです。
自分が決めたことを3ヶ月間実践できると自信がつきます。
自己肯定感が高まるとモチベーションが上がり、さらに継続出来るようになります。
3ヶ月間実践できたら、次は「100記事ブログを書く」を目標にしましょう。
最初の3ヶ月間で書いてきた記事もカウントしてokです。
ただし「100記事書く=稼げる」ではありません。
100記事書き続けてはじめてスタートラインにたてます。
・関連
>>ブログ100記事書いたけど稼げない。理由と解決策教えます!
ブログの優先順位を高める
ブログを継続するコツ5つ目は「ブログの優先順位を高める」です。
ブログのネタを考えたり情報収集するための時間は、意図的に1日のスケジュールに組み込まないと作れません。
意識しないと今までの習慣にそって行動するだけで1日に終わってしまいます。
「今日は疲れたから明日書こう」と思うのは優先順位が低いからです。
ネットで稼ぐと決めたなら、睡眠と仕事、家事・育児以外の時間はブログに使うぐらいの気持ちを持たないといけません。
つまり、あなたの生活の中におけるブログの優先順位を1位に持ってくるということです。
時間をかければ良いとも限りませんが、少なくとも「ブログに書くことがない」と思ってしまうレベルならプロ意識が足りません。
ブログ関連の行動を最優先事項にしましょう。
運動の習慣(体力つける)
ブログを継続するコツ6つ目は「運動の習慣(体力をつける)」です。
ブログはパソコンの画面を見ながらの活動です。
体力勝負の作業には見えないと思います。
たしかに、キーボード入力に体力は必要ありません。
しかし座りっぱなしの作業ですから、続けるうちに体のあちこちに疲労がたまります。
スピード勝負ですから、良いアイデアが浮かんだ、良いキーワードが見つかったら、短期間に記事やコンテンツを作ることになります。
毎日のルーティーンをこなす継続力だけでなく、短期間に爆発的に動ける体力が必要です。
体力をつけるのは、メンタルを維持するのにも効果があります。
短期間の勝負なら、全てを作業に全振りしてもやりきれます。
全振りするということは、他のものを犠牲にすることと同義。
極端に言えば、インスタントラーメンを買い込んで、家の中に閉じこもってパソコンと格闘する。
散歩すらしません。
体力は確実に落ちますし、運動していないので太ります。
パソコンの画面を見るか、布団で爆睡するからのどちらか。
※極端に書いてます。実際は本業があると思いますので外には出るでしょう。
この方法、長期的には最悪です。
不摂生がたたって体を壊します。
太ってしまい、靴下をはくことすら難儀します。
周囲からは「痩せないの?」「ダイエットしないの?」といつも言われます。
全てのことに言えると思いますが、規則正しい生活がベースにないと上手くいかないことが多いです。
もちろん、規則正しい生活をしなくてもやり続けられる人もいますが。
とはいえ、私も含めて凡人は、運動を習慣化して規則正しい生活に自分をはめこまないと、楽な方に楽なほうに行きたが生き物です。
ちょっとでも油断すれば、「今日は面倒なので、明日からがんばろう」と自分を甘やかします。
作業量が少なければ、稼げる金額も小さくなります。
ブログは、作業したら必ず稼げる保証はありませんから、ゼロ円の可能性もあります。
もちろん、作業してもゼロ円の可能性もあります。ただ、作業しないことには稼げる金額が増えないのは間違いありません。
健康、体力あっての副業(ブログ)です。
学ぶ習慣(向上心)
ブログを継続するコツ7つ目は「学ぶ習慣(向上心)」です。
体力の次に重要なのが、学ぶ習慣です。
自分の体験、経歴で何とかなるほど世の中は甘くありません。
もちろん、超人級といえる経歴や体験をお持ちの方であれば、稼げるかもしれませんが、私のような凡人は学び続けないといけません。
というか、超人級の人ほど向上心や学ぶ習慣があるので、ますます超人化するわけですが(汗)
ブログをやるならSEOの基本とWordPressの使い方は最低でも知らないとまずい。
1年間、ブログを書き続けたのに1記事もインデックスされていなかったでは悲しすぎます。(サーチコンソールで申請していなかった)
学ぶだけで行動しないのはまずい。
ただ(その時々で比率が違うだけで)学びと行動は常にワンセットであるべきです。
数年前なら、ある意味、検索意図にあわせた編集作業で稼げていたところがあります。
記事を書くといってもゼロから始めるわけでもなく、上位記事を参考にして組み合わせたり、不足を補ったり、記事構成の順番を変えるなどして作っても、そこそこ稼げました。
しかし、その結果、金太郎飴のように、同じような記事が乱立することになりました。
今は上位サイトをまねしても上位に入れないキーワードが多いです。
「上位サイト+α」が求められているわけですが、それですら厳しい場合も。
オリジナリティが大事だと分かっていても、じゃあ、その答えが何なのか?と考えると、検索結果が全てだよねという話になるわけです。
ユーザーだけでなくGoogleを見ながら記事を書くことはこれからも必要でしょう。しかし。それと同時に、何かできることはないかを模索することも大事です。
個人でも上位表示できるキーワードが減り続ける今、先を見越して生き残るための戦略を考えることも、ブログを続けるには必要な視点。
極端に言えば、今はお金にならないテーマ、ジャンル、キーワードをお金に変えるぐらいの気持ちで活動しないといけません。
これを支えるのが「学びの習慣」です。
自分の好きなこと、ブログにかかわるテーマだけでなく、専門外や興味のないことも含めて広く学び続けることが大事。
なぜなら、革新的なアイデアとは専門外との組み合わせで起きるからです。
専門を極めることは大事です。その道のプロと呼ばれるようになれば個人でも戦えます。
しかし、みんながそこに行き着いたらどうでしょう?
みんな専門家です。差別化できません。
次に求められるのはオリジナリティ。
特化ブログと雑記ブログ、どちらが良いかの論争は、「特化ブログが有利」に行き着くことが多いと思います。
しかし、本当にそうでしょうか?
特化ブログの弱点は、テーマに関して深掘りを続ければ、究極を目指せば、最終的に行き着くところはみんな同じということにあります。
その兆候は今あらわれているのでないでしょうか?
だからこそ、「読まれる」だけでなく「どう使ってもらうか」の視点が大事になってきている。
テーマを極めることは大事です。しかし、視野を広く持ち学び続けることで、あなたしか書けない記事、コンテンツが作れるようになります。
もちろん、私も道半ばです。ただ、そこを目指すことが個人が生き残るには必要なのではないでしょうか?
それこそが、私たちがネットに記事を残す究極のゴールではないかと思うのです。
今でも過去稼げた手法は部分的に通じますし、やり続けるべきです。
ユーザーだけでなくGoogleを見ながら記事を書くことも大事!
これらを続けるだけでも今日明日で、ダメになることはないでしょう(たぶん)
でも、1年後、3年後にどうなっているかといえば、自信をもって「生き残っています」と言えないと思います、
だからこそ、奥の手を今から準備しつつ、目の前のことも確実にこなせる、しなやかな思考が必要です。
そのためには「向上心」「学び続ける習慣」を、今の時点で持っておくことが必要だと考えます。