この記事では、ブログ100記事書いたけど稼げない、アクセスが増えない理由と解決策をお伝えします。
頑張ったのに努力が報われないと悲しいしテンション下がりますよね。
私もブログを書き始めのころは100記事書いても、200記事書いても稼げませんでした。試行錯誤、改善の繰り返しで稼げるようになりました。
ブログで稼ぐには正しい方法で努力しないと稼げません。
稼げないのはあなたが悪いのではなく、正しい方法を知らなかったからです。
ブログ、サイト運営サポート10年以上、指導だけでなく自身も現役でブログ・サイト運営している経験をふまえてお話をさせていただきます。
ブログ100記事書こう!と言われる理由
私がサポートする人には言いませんが、一般的には「とりあえず100記事書こう」と言われますよね。
結論から言えば、100記事書いても稼げない人もいれば、10記事で稼いでしまう人もいます。
その違いは後術するとして、まずは「ブログ100記事書こう」と言われる理由を話します。
ブログの適正判断と書く習慣が身につく
何はともれば、ブログを書かないことには始まりません。
100記事書ければ、稼げるかどうかはさておき「適正がある」と判断できます。
毎日書かなくても、休み休みでも100記事書き続ければ、記事の内容はさておき「ブログを書く習慣」は身についているはずです。
つまり、100記事書くことでブログ運営の適性があるかの判断ができて、稼ぐためのスタートラインにたてるということです。
なので今ブログで稼げていなくても、時間や労力は無駄にはなってないので安心してください!
ブログ100記事書いたけどアクセスが増えない理由
ブログ100記事書いたけどアクセスが増えない理由は5つあります。
- ライバルが強いジャンルを選んでいる
- キーワード選定していない
- Googleにインデックスされてない
- リライトしてない
- SEO知識が不足している
【注意】
アクセスの増減に関しては古い情報に注意してください。
2010年~2018年のアクセス数の推移情報は、2021年現在の状況にあてはまりません。
特に2010~14年あたりは、ある程度の記事を積み上げると一気にアクセス数が加速するケースが多かったです。
2018年ごろになると記事が増えるほどカニバリが起きやすくなり、YMYL関連が厳しくなるなど状況は悪化します。
現在は「インデックスされない問題(後述します)」が多発し、状況はさらに悪化しています。
以前は「記事を書ければ」ブログで稼げましたが、今は記事書き以外にジャンルやキーワード選定、サイト設計をしっかりやるなど、求められるレベルが高くなっています。
ライバルが強いジャンルを選んでいる
ブログ100記事書いたけどアクセスが増えない理由1つ目は「ライバルが強いジャンルを選んでいる」です。
ここで言うジャンルとは「転職」「脱毛」「節約」「婚活」「健康」「美容」「ペット」「エンタメ」「グルメ」などを指します。
お金が動く市場はそれだけライバルも多いです。
競合するのは個人ブログだけでなく、企業サイトも含まれます。
企業の進出の背景としては「本業で稼げなくなった」」「稼げなくなったアフィリエイターが企業をコンサルしている」などが挙げられます。
ネットで稼ぐためには、「アドセンスのクリック単価が高いジャンル」「A8などのASPで広告が豊富なジャンル」を選ぶことは重要です。
しかし、それよりも重要なのが検索結果1ページ目、出来れば5位以内に入って集客できるかどうかです。
強豪ひしめくジャンルで100記事書いてもアクセスは来ません。
キーワード選定していない
ブログ100記事書いたけどアクセスが増えない理由2つ目は「キーワード選定していない」です。
実際に検索されているキーワードで上位表示をねらわないとブログを100記事書いてもアクセスが来ません。
具体的にいうと「Googleサジェスト」「ラッコキーワード」で確認できます。
・Googleサジェスト
Googleの検索窓に単語を打ち込んだときに表示されるキーワード候補です。
実際に検索されているキーワードで上位表示をねらっても、ライバルが強いとアクセスは来ません。
キーワード選定するときは、実際にGoogle検索して1ページ目に個人ブログが入っているかを確認しましょう。
アマゾンや楽天、mybest、厚生労働省など政府関係、企業や公式サイトが1ページ目を独占しているキーワードを選ぶと、ブログを100記事書いてもアクセスは来ません。
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>>【ブログ】キーワードの選び方。コツや注意点、ツールも紹介
Googleにインデックスされてない
ブログ100記事書いたけどアクセスが増えない理由3つ目は「Googleにインデックスされてない」です。
Googleに存在を認識(=インデックス)されてはじめて集客が可能になります。
ブログを書くだけでなく、書いたことをGoogleに伝える必要があります。
逆に言うと、伝えてないブログは100記事書いてもアクセスが来ません。
世界規模で見ると毎年20億ページ以上のブログ記事が投稿されていると言われています。
Googleにアピールしなければ膨大なブログ記事の中に埋もれてしまいます!
Search Consoleからインデックス申請をしましょう。1記事1分もかかりません。
翌日、インデックスされているか確認しましょう。
【追記】2021年10月30日
最近はサーチコンソールで申請してもインデックスされない、インデックスされるのが遅い、後から外される問題が多発しています。
記事を書いてもGoogleに登録されない。登録されても後から外される。以前は検索結果に表示されるけれども順位が低いのでアクセスが増えませんでした。今は記事を書いても検索にすら表示されないケースが増えています。
数日たってもURLが登録されない場合は以下の方法で対処してください。
リライトしてない
ブログ100記事書いたけどアクセスが増えない理由4つ目は「リライトしてない」です。
Googleにインデックスされてもすぐに上位に表示されません。
ただ、投稿2週間前後でテスト的に検索結果にブログが表示されます。
内容はSearch Consoleの検索クエリから確認できます。
検索クエリを見れば、Googleが記事の内容をどう認識しているかが分かります。
ブログの内容と全く関係ないキーワードが表示された場合、Googleに正しく情報が伝わっていないのでリライトが必要になります。
リライトしないで書きっぱなしにすると、ブログを100記事書いてもアクセスが来ません。
100記事書く間に情報が古くなるページも出てくるかもしれません。
2021年なのに「2020年最新版」とタイトルに入っている記事をあなたは読みたいと思いますか?
Googleはユーザーが求める最新情報を掲載している記事を求めています。
情報が古くなったらリライトすることも重要です。
これは時間の経過だけでなく、ライバルが扱う内容に変化があった場合も同様です。
検索順位はキーワードごとに相対的に決まります。
ライバルが新しい情報を追加してきたら、こちらも同様にリライトしないと順位が低下してアクセスが来なくなるので注意しましょう。
SEO知識が不足している
ブログ100記事書いたけどアクセスが増えない理由5つ目は「SEO知識が不足している」です。
SEOとは検索順位を上昇させるためのノウハウを指します。
※SEO =Search Engine Optimization
Googleが検索順位を確定させるときに使う指標は200以上あるとされています。
詳細は公開されていません。
「Google が掲げる 10 の事実」に「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」とあります。
SEOのようなテクニック走るのではなくユーザー目線でコンテンツを作りなさいというGoogleのメッセージです。
ただ、Googleはガイドラインという形で、一定の範囲内で検索エンジン最適化(SEO)をしても良い指針をだしています。
・タイトルや見出しにキーワードを入れない
・関連性の強い記事は内部リンクでつなぐ
これらの公開されているSEOは最低限守らないと、ブログを100記事書いても稼げません。
ブログ100記事書いたけど稼げない理由
ブログ100記事書いたけど稼がない理由は3つあります。
- ユーザーの悩みを解決してない
- 収益化のための導線がない
- 案件選びを間違えている
ユーザーの悩みを解決してない
ブログ100記事書いたけど稼げない理由1つ目は「ユーザーの悩みを解決してない」です。
そもそも論として「なぜ人は検索するのか?」を考えてみましょう。
長文の記事を読みたくてわざわざGoogleやYahooで検索するのかといえば違いますよね。
ユーザーは悩みを解決したいのです。
じゃあ、あなたの記事はユーザーの悩みを解決しているでしょうか?
「絶対悩みを解決してやる!!!」と強い気持ちでブログを書きましたか?
この質問に多くの人は「とにかく100記事書く、ノルマを達成することばかり意識していた」と答えます。
検索上位にいるサイトの体裁を真似るだけで、ユーザーの悩みを心から理解し解決する気持ちが込められてないブログでは厳しいことがお分かりいただけると思います。
悩みを解決したかどうかをGoogleはどう判断するか?
「これ以上検索しない(終了)」
「別の次元の検索に移行した」
この2つのどちらかをクリア出来れば、ユーザーに役立ったと考えてokです。
人は「悩みが解決できるかもしれない」という期待が生まれたときに、財布の紐を緩めるのです。
セールスの仕方が大事になりますが、少なくともユーザーに期待を抱かせるブログでない限り稼げません。
収益化のための導線がない
ブログ100記事書いたけど稼げない理由2つ目は「収益化のための動線がない」です。
セールスを意識してないブログは、100記事書いても稼げません。
収益化のための導線がないとは「購買意欲が高い属性を集客してない」「キャッシュポイントから逆算してブログを書いてない」「お客として教育してない」状態を指します。
購買意欲が高い属性を集客してない
購買意欲が低い属性を集客しても稼げません。
どんなに素晴らしいセールスページを準備しても、買う気がない人間を集めても収益化できないのです。
では、買う気満々の人を集めるにはどうすれば良いのでしょうか?
購買意欲のあるなしはキーワードで振り分けられています。
- Knowクエリ(知りたい)
- Buyクエリ(買いたい)
- Doクエリ(したい)
- Goクエリ(行きたい)
キーワードは大きく4つに分類されます。
購買意欲が高いのは「Doクエリ」と「Buyクエリ」です。
キャッシュポイントから逆算してブログを書いてない
ブログのキャッシュポイントはGoogle AdSense、楽天、アマゾン、A8などの成約型アフィリエイトなどです。
アクセスが来てからテキトーに広告を貼る手法では稼げません。
なぜならどのキャッシュポイントを置くかで稼げる金額やセールスの難易度が変わるからです。
先に広告の種類を決めて、売り方を考えてブログを書くことが鉄則!
キャッシュポイントが成約型なのか、クリック型なのかに関係なく、広告主の利益になりそうなユーザーが集まるブログを書くことが最低限必要です。
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お客として教育してない
「セールスすると読者に嫌われる」という先入観や不安から、情報提供だけに留める人が多いです。
(なので1クリック○○円の報酬が入るアドセンスを好む傾向があります)
問題なのは、アドセンスがどうのこうのではなく、もともと購買意欲が少ない検索ユーザーが好む記事を書いることです。
買う気がない人をブログに集めているのでセールス用のページを設けも成約には至りません。
アドセンスのクリック単価も同様に上がりません。
以上3点よりセールスを前提としたブログ運営をしないと100記事書いても稼げません。
案件選びを間違えている
ブログ100記事書いたけど稼げない理由3つ目は「案件選びを間違えている」です。
売れない、もしくは売れにくい案件を扱っても残念ながら売れません。
ブログを100記事書いて紹介しても稼げません。
商売の鉄則は、売れるものを売るです。
売れるものとは、テレビや広告で知名度が高い、広告(LP)の質が高い、販売メーカーが信頼できる、信頼できる人が紹介(推薦)している、などです。
まずは、A8などのASPの売れ筋ランキングに出ているものを取り扱いましょう。
ブログ100記事書いた人が稼ぐためにやるべきこと
ブログ100記事書いた人が稼ぐためにやるべきこと(解決策)は2つあります。
- Search Consoleでブログを分析する
- 関連性の強い記事を内部リンクでつなぐ
Search Consoleでブログを分析する
ブログ100記事書いた人が稼ぐためにやるべきこと1つ目は「Search Consoleでブログを分析する」です。
仮説をたてて対処する経験を積み上げることでしか、ブログで稼げるようにはなれません。
仮に今運営しているブログ自体が稼げなかったとしても、分析した経験を次のブログに活かせば稼げる可能性はグーンと高くなります。
ブログを書かないことにはSearch Consoleにはデータが集まりません。
100記事書いた成果なので無駄にしないで活かしましょう!
Search Consoleを入れてなかった人は、とりあえず今からでも良いので入れてみてください。
そして1ヶ月後に確認してみてください。
検索クエリからリライト
仮にアクセスはないとしても検索結果に表示されたデータが残っているかもしれません。
検索クエリを参考にしてリライトしましょう。
カニバリが起きてるページを統合する
Search Consoleを使えば、クエリごとに評価されているページが分かります。
一つのクエリに対して複数のページが表示されるということは、評価が分散している、カニバリが起こってるということです。
検索意図が同じものは一つにまとめることで正当な評価をもらえるようになります。
関連性の強い記事を内部リンクでつなぐ
Googleが検索順位を決める指標のひとつに「ユーザの満足度」があります。
悩みや疑問など知りたいことが分かる、解決できるブログほど満足度が高くなります。
では、Googleはどのように計測しているかといえば、「検索をやめさせた」か「別のステージの検索に移行させた」ブログの評価を高くしています。
悩みや疑問を1ページだけで解決することは難しいです。
知れば知るほど悩みや疑問は浮かぶもの。
なので検索ユーザーに先回りして、このページを読んだら次はこのページという感じでリンクをはりましょう。
大事なのは、どういう疑問や悩みが次に生まれるかをその人の立場になって想像することです。
そのうえで内部リンクするページがないのであれば、新しくブログを書きましょう。
関連性の薄い記事を内部リンクしても効果はないので注意してください。
100記事書くと得られるもの(変化やメリット)
記事書きに慣れる
最初は1記事書くのにも大変だった人でも、100記事書くと慣れてきます。
「ブログ書くの面倒だな」と思っていた人でも、「好きではないが、、、嫌いでもないレベル」までにはなります。
はじめに感じた心理的な負担・ハードルが低くなるメリットは大きいです。
心に余裕ができるので、冷静に判断できるようになります。
相手を意識して伝える習慣がつく
ブログで稼ぐには自分の言いたいことではなく、相手が知りたいことを書く必要があります。
そのためには、記事を書く前に「誰が読むのか?」「何を知りたいのか?」「どうしたいのか(どうなりたいのか)?」を意識しないといけません。
相手を意識して伝える習慣が身につくので、文章だけでなくコミュニケーション能力も上達します。
相手が満足・納得できる話しができるので職場の人間関係、恋愛、提案(プレゼン、営業)など様々な場面でメリットがあります。
SEOの知識が増える
ブログのアクセスを増やすには検索エンジンを攻略する必要があります。
そのためにはSEOの知識が必須です。
ブログを書きながら、「タイトルの作り方」「キーワードの選び方」「ディスクリプションの書き方」「タグの使い方」など少しずつSEOの知識が増えていきます。
【さいごに】次のブログを書く勇気をもとう!
記事の冒頭でこんなお話をしました。
「100記事書いても稼げない人もいれば、10記事で稼いでしまう人もいます。」
10記事という少ないアクセスでも稼いでしまう人とは、「ジャンル選定」「キーワード選定」「ブログ設計(リンク構造作り)」「Search Consoleからの分析・仮説作りやリライト」が出来ている、はじめからセールスを意識してブログ運営をしている人です。
ブログを作成する最初の段階で準備しておかないと、100記事書いたあとでは挽回しにくいものが多いです。
サイト設計の段階でやるべきこと(テーマ選ぶやコンセプト作り)は以下のリンク先ページを参考にしてください。
>>【ブログ】キーワードの選び方。コツや注意点、ツールも紹介
もちろん、今あるブログをフル活用して経験値を稼ぐことは重要です。
ただし、限界があることも忘れてはいけません。
ある程度の経験値を稼いだら、それを活かして次のブログを作ることも重要です。
100記事頑張って書いたブログですから、次にいくには勇気が必要なのは分かります。
ただ、今稼いでいる人の多くが通ってきた道なので、あなたも勇気を持ってほしいと思っています。
当サイトはブログ運営のノウハウを多数紹介してますので、あなたの旅路のコンパスとしてご利用いただければと思います。