松風(@adsensethinking)です。
今回はグーグルアドセンスの審査対策、収益アップ対策に興味がある人向けの話。
結論からいうと「WHYから始めよ!」
アドセンス審査に落ちているブログ、記事を読むと「WHY」が抜けています。
なぜ、この記事を書くにいたったかその理由がありません。
コンセプトに基づく記事なら「WHY」を冒頭にいれるとサイトトップと個別記事の繋がりが明確になります。
審査に落ちているサイトはTOPと記事がバラバラで線になっていないんですよ。※
だから、ありきたりな記事に見えるし特化サイトでも審査にも落ちる。
※検索エンジンからの集客の場合、ほとんど個別ページから集まります。なのでトップページと個別ページの繋がりをそこまでうるさく考えなくても良いのですが、アドセンス審査は別。トップもみられます。
アドセンスで稼ぐにしても「WHY」を使って点と点を線にするのは効果的です。
滞在時間や回遊率が上がります。
これらの指標はSEO的にはあまり高くないですが、アドセンスの収益的には重要です。
内部リンクをクリックしてもらうほどクリック単価が上がります。
滞在時間があがれば、広告が目にとまる可能性も上がるし、アクティブビュー視認可能率も上がるので単価もアップ。
良いことだらけです。
WHATだけの記事がおもしろくない理由
例えば、育児がテーマだとします。
知育玩具のサブスクに加入した記事を書くとして、いきなり各サービスの比較から始めたらよくある記事にしか見えません。
そもそも、なぜ知育玩具を欲しいと思ったかのかを書く。
- ママ友からの情報なのか
- 教育にうるさい義母の影響なのか
- 自分のコンプレックスなのか
アドセンス審査に受かるには主観的な文章が必要です。
WHATだけだとスペック中心になるので、誰が書いても同じ内容にしかなりません。
とはいえ、この領域にするら到達できない記事も多くあることをあわせてお伝えしておきます。
もちろん、「WHAT」も必要です。
肝心のコンテンツがショボい、情報量が少ないと、読む気になりませんからね。
記事は相手に役立つものでなければなりません。(=相手目線で記事を書く)
主語は「私」ではなく「あなた」といつも私が言うのはそのためです。
WHATはそこを意識しつつ、これでもかというぐらい情報量を多くしましょう。
しかし、それだけではどの記事も同じくなる。
特にアドセンス審査はそれだと受からないのでWHYで差をつけるのが効果的なわけです。
「WHY」が読み手のスイッチ、トリガーになる
子どもを5人育てているのに、「子どもが喜ぶ簡単レシピ」というタイトルで普通の記事(WHATだけ)を書いているブログを見つけましたが、本当にもったいない。
素材を活かしていない。(というか、そうすることを知らないだけだと思う)
うちは5人の子どもがいて食べ盛り。
食費を抑えつつ、満足度の高い料理を作らないといけない。
しかも、私ひとりで準備しないといけないから段取りも重要。
そんな我家で作るほうも食べるほうも大満足のレシピーをご紹介します。
大家族でない方は1回作ったら小分けして冷凍保存すると良いです。
↑こんな感じで書きます。
別に5人の子どもがいない人でも、どんなことしているのかなと興味を持つ人もいます。
5人の子どもを育てている人は少ないから、需要が少ないと思うのは間違い。
行き着くとことは「コンセプト」
この記事をそもそも書こうと思ったのは、(審査に落ちるブログが特にそうなのですが)コンセプトを伝えるのが下手、良い素材を持っているのに活かしきれていない人が多いと感じたから。
有料テーマを使っているのでデザインはそこそこ良いのですが、繋がりがないので深みが全然ない。
浅い記事に有料テーマを使うとアラが見えて、ぶっちゃけ逆効果ですよ。
織田信長が当時最強と言われた武田の騎馬隊を破った「長篠の戦い」。
鉄砲隊が活躍したやつです。
あれって、ひとつのチームを組んでいるから意味があるわけで、一人ひとりがバラバラに戦ったら武田に負けていたでしょう。
それと同じで「WHAT」だけをいくら集めても、チームにはならんのです。
「WHAT」を繋ぐのがコンセプトなのですが使い方が全然ダメで、じゃあ、どう表現すれば上手く伝わる考えた結果、「WHYから始めよ!」になりました。
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ネットで情報収集して実践しているけれども、審査に受からない、収益がアップしない方に役立つ話をします。