このページでは、行動力と自己決定感の関連性について解説します。
- やりたいことリストが減らない
- 計画をたてても未達に終わる
- 最初の一歩が踏みだせない
このようなお悩みをお持ちの方向けの記事です。
さいごまでと読むと、行動力の高め方が分かるようになります。
行動力をあげるには、リアリストであることが大事
「キラキラの目標をいつまでも握りしめているだけ」
「実力以上の計画をたてて挫折する(反省会の繰り返し)」
前に進まないどころか、「自分はダメな人間」と自己肯定感を下げる結果に。
(良い意味で)身の程を知らないと、自分で自分を苦しめることに。
下がった自己肯定感をあげるには?
そもそもの原因は、夢や目標、計画の挫折ですから、それを達成すれば上がるでしょう。
ただ、それができれば最初からやっているわけで別の対処法が必要です。方法は2つ。
- 夢やも目標を修正する
- 別の方法で「自己肯定感」を上げる
前者については以下のリンク先ページにまとめているので興味のある人はご覧ください。
一般的には自己肯定感をあげる方法として「自分、現状と向き合う」「環境を整える」「口癖を変える」「否定的に考えない」などが紹介されています。
これらは個々の状況に合わせて使えば非常にパワフルです。
しかしケースバイケースで、もっと本質的なことがあるはずだと考えていました。
その結果、本当に大事なのは一歩手前の「自己決定感を上げる」という結論に。
自己決定感とは、他人に拘束されずに自発的に行動できている感覚を指します。
行動力をあげたい、習慣化させたいなら、自己決定感⇒自己肯定感⇒自己信頼感の順に攻略する。
私は専門家でないのですが、20年間の個別指導の経験上この流れが一番よいと実感しています。
ポイントは3つ。
- 何でも自分で決められると経験上理解している
- 失敗することもあるが、その決定自体は正しかったと経験上理解している
- 決定は全て自分の責任だと経験上理解している
ポイントを意識しながら、毎日「自己決定」を積み重ねれば、自然と「自己決定感」は身につきます。
自己決定感の高めるトレーニング
世の中には「先延ばし」が得する場面もあります。
例えば、状況が不確定すぎて無策で行動しても意味がない、逆に損失を大きくする場合です。
しかし、日常生活においては「早く決めたほうが良いこと」が8割以上です。
時間をかけて決めても、今すぐ決めても、得られる結果はほとんど同じ。
締め切りではなく、始める日を決める
例えば、1週間後が締切の仕事を頼まれとします。
前にもやったことがある仕事で3日あれば終わるとことが分かっています。
これをいつやるかで、その人の自己決定感は大きく変わります。
- A:一番早く始められる日時を決めて3日で終わらせる
- B:手直しの予備日1日をも含めて、締め切り4日前に始める
- C:毎日、少しずつやる
- D:締め切り日をスケジュール帳に記入するだけ
ほとんどの人がDと答えます。
とりあえず「締め切り」だけ意識して、できるときにやろうと考える。
そして、2日前とか当日にはじめて締切に間に合わない(汗)
もしくは徹夜で終わらせる。
Dを習慣化すると、仕事や時間に追われる生活しかできません。
自分の自由は家に帰って寝る時だけで、それ以外は上司を含めて誰かに支配されている。
私は会社の奴隷、、、
こんな感覚になると自己決定感は一切なくなります。
締め切りを守れず上司に怒られ、同僚や顧客に迷惑をかけ、自己肯定感が高まるわけがありません。
おすすめはAの決め方で生活すること。
いつやるかをその場で決める
もちろん「やらない」という選択もアリです。※仕事では無理ですが、それ以外の話なら可能なはず
Aのポイントは「締め切り」を見ていないこと。
Bのように締め切りに余裕を持って行動できていたとしても、やはり「締め切り」に追われていることに変わりありません。
前倒しをしているだけなので。Dよりはマシなのは間違いないですが。
3日で終わるものは、納期で終わらせる。
それ以上やっても、ほとんどの場合、質はあがりません。
それよりも早く提出して相手に見てもらったほうが、軌道修正が必要になったときに対応できます。
Aを習慣化すると、時間に余裕ができます。
予期せぬトラブルや、タスクが降りかかることもあるでしょうが、その日に締め切りを抱えいてないので、横槍を入れられても対応できます。
早く決めて、早くやったほうが得になることが多いと、実感を繰り返すことで自己決定感はかなり高くなります。
今回は、仕事を例にしましたが、副業でブログを書くとか、日常生活も同じことが言えます。
(強制力がない分、自分を律することは必要ですが)
仕事で良い流れを作れれば副業にも良い影響を与えますよ。