松風(@adsensethinking)です。
先日、特化ブログに「新着記事」はいらないとTwitterに書き込みしました。理由は、特化は「終わる」が前提だから。
新着記事は「更新」が前提の日記とかメディアサイトなら使えますが、それ以外は不要。好評でしたので「特化ブログ」にいらないものを深掘りします。
WordPress特化ブログに不要な機能
今、ブログやサイトを作る人の多くがWordPressを利用すると思います。カスタマイズの自由度が高く、ブログにもサイトにできます。注意しないとブログ機能を残したサイトになりかねない。
「特化ブログ」は「ブログ」と名称についていますが、「サイト形式」で作ることが望ましいです。ワードプレスの「ブログ機能」は日記を作るなら便利ですが、テーマを特化させた情報を伝えるのには向きません。
人気記事、スライドショー、記事一覧
特化で重要なのは欲しい情報がすぐ見つかること。この視点でいうと「人気記事」は微妙。有料テーマのトップページで「新着」と「人気記事」を全面に出していますよね。
そもそも「需要が多い記事だからあなたにも必要かも」という確率論の発想です。「スライドショー」も同じ。
とはいえ、記事一覧だと全体が見えるので役立ちそうですが、自分に必要な記事を探すのが面倒。もしくは、ユーザーが見つけられない可能性もあります。私なら悩み解決のロードマップを作り、こんな人にはこの記事がおすすめと全体図を作りトップページにはります。
タグ
目的もなく「タグ」を作ると無駄なページが増えます。SNS感覚で、その場のノリで設定する人が多く、気づいたら1記事しかないタグがたくさん生成されています。一昔前なら、こういうページにアドセンス広告を表示しようものなら警告が来ました。
カテゴリーでカバーしきれないものをタグでまとめるなら「アリ」。例えば、歴史なら「江戸時代」「明治」「大正」と時代別にカテゴリーを作り、「人物」「戦争」「食べ物」みたいに時代をまたいでタグでまとめるのはアリです。
ページナビゲーション
前後の記事を表示する機能です。記事を日付順に読むことが多い日記ブログで役立ちます。
関連性の強いものから順に記事を書いているなら、もしくは講座型のサイトなら順番通りに見たいのでページ送りナビは役立ちますがそうでないなら不要です。
カニバリがひどい時代は「ページナビゲーション」が原因のひとつになっていました。
まとめると「人気記事」「スライドショー」「記事一覧」は微妙。「タグ」はアイデアしだい、「ページ送りナビ」は不要です。